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SAP、GDPR準拠に対応した3つの新ソリューションを発表。企業の顧客データ保護と顧客との信頼性構築を推進

昨年買収したGigyaのテクノロジーにより、「SAP Hybris Identity」、「SAP Hybris Consent」、「SAP Hybris Profile」を 新たにリリースし、企業のプライバシー管理、コンプライアンス、パーソナライゼーションを支援

(本リリースは、2月21日に弊社本社から発表された発表文の抄訳です)

SAP SE(NYSE:SAP)は本日、EUの一般データ保護規則(GDPR)に準拠しつつ顧客データを取り扱い、パーソナライズされたエクスペリエンスを提供する企業の支援に向けて、3つの新しいSAP® Hybris®ソリューションを発表しました。3つの新ソリューションである「SAP Hybris Identity」、「SAP Hybris Consent」、「SAP Hybris Profile」は、すでに提供を開始しており、個別またはパッケージとしての導入が可能です。

現在、多くのブランドがオンライン上での顧客との信頼関係構築と維持に課題を抱えています。中でも、個人情報の透明性とセキュリティ制御を十分に確保されていないことから、デジタル上のカスタマーエクスペリエンスにおける信頼が損なわれることが問題として挙げられています。昨年、SAP Hybrisが発表した調査によると、消費者がブランドから離れる主な理由として、消費者の知らないところで個人情報が勝手に利用されることであることが明らかになっています。

コンプライアンスの課題を克服

2018年5月25日に施行されるGDPRは、EUの居住者および訪問者に対して、新たに広範な権限を与えるものであり、EU内で個人情報を取り扱う企業またはEUから個人情報を収集する企業は、世界中のどこでも適用の対象となります。SAPは、昨年 Gigyaを買収して統合したことで、顧客データに対する透明性とセキュリティ制御を確保する新しいソリューションを提供できるようになりました。これにより企業は、ログインに関する安全な登録システム、相手方への同意に関する設定、プロファイル管理などを通じて、コンプライアンスの課題を解決できます。今回刷新したソリューションは、迅速かつ安全に拡張でき、数百のブランドで数十億のカスタマーアイデンティティ情報、数千のデジタルプロパティの管理が可能となり、進化し続けるプライバシーおよびデータ保護規則の要件にも対応できます。

SAP Hybrisのプレジデントであるアレックス・アッツベルガー(Alex Atzberger)は次のように述べています。「GDPRの施行が間近に迫る今、これらのソリューションを導入する最適なタイミングとなっています。現在SAPは最新のフロントオフィススイートの提供に関する戦略を進めており、SAP HybrisとGigyaソリューションの組み合わせによって、顧客に大きなメリットをもたらします。重要なのは、コンプライアンス義務を戦略的なビジネスの優位性に変え、顧客とより強固な信頼関係を築くことです」

Gigyaによる3つの新たなSAP Hybrisソリューション

今回、新しくリリースした3つのソリューションを通じて、企業はデータを活用してより効果的なマーケティング、セールス、サービスを推進するためのデジタルアプローチを展開することが可能になり、顧客側はどのデータが企業側に共有されているかを把握できます。

SAP Hybris Identity:Webサイト、モバイルアプリケーション、モノのインターネット(IoT)デバイスにおいて、柔軟性の高いユーザー認証のオプション、システム連携標準、シングルサインオン機能を通じて、安全な顧客登録とログインを実現します。このソリューションは、顧客に対して信頼性が高く、かつパーソナライズされたデジタルエクスペリエンスを提供するために、カスタマーアイデンティティ情報を取得し、保存します。最適化された登録フローでコンバージョンを向上させつつ、なりすましや情報窃盗から顧客を保護します。

SAP Hybris Consent:企業からのメールやクッキー使用の同意など、サービスおよびプライバシーの合意条件について顧客から同意を得て、監査のために利用許諾と同意履歴を顧客のライフサイクルにわたり追跡します。この情報はマーケティング、セールス、およびサービスのアプリケーションと同期できます。顧客は同意取消、データのエクスポート、アカウント削除の機能によって、自身の個人情報を制御できます。同意レコードは安全なデータ記憶域に格納されます。

SAP Hybris Profile:カスタマーアイデンティティ情報、プロファイル属性、およびその他のシステムデータを単一の顧客ビューにまとめ、すべてのアプリケーションやサービス、データウェアハウスにリアルタイムまたは一括で取り込むことができます。企業はこの単一の顧客ビューで、顧客のライフサイクルのあらゆる情報を管理できます。企業はこのプラットフォームを活用して、顧客の同意を取得し、透明性を確保しておくことが可能になるほか、単一の顧客ビュー内でデータを分析し、デジタルエクスペリエンスの計画、予測、最適化を行い、セールスとサービスに役立てることができます。

GigyaのCEOであるパトリック・サルイアー(Patrick Salyer)は次のように述べています。「データが新たな資源だとすると、信頼は新しいデータエコノミーを動かす究極の通貨です。信頼を築くにあたって、消費者は自身のデータが管理される際の透明性と制御を求めており、GDPRはそれを法的な義務として推し進めるものです。SAPは、Gigya買収の発表後わずか4カ月で、顧客との信頼関係を構築するための市場でも数少ないソリューションをSAP Hybrisサービスとして提供できるようになりました。」

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